Google が Chrome ブラウザを開発した理由
2008年 9月 10日 01:12今更 Google がブラウザを開発したのは何でなんだろうと思って、いろいろ記事を読んでいたら、Google Chrome の開発者の記事におもしろいことが書いてありました。
Linus Upson氏「Google にとって,すべてのビジネスはWebブラウザからスタートする。しかし,Chrome の開発それ自体から利益を得るつもりはない。メリットとして考えられるのは,より良いユーザー・エクスペリエンスを提供することで検索が容易になれば,検索エンジンの利用者が増えていくことなどだ」
どうも、Chrome 自体から利益を得るつもりは無くて、よりよいブラウザを提供すれば、Google の検索エンジンをたくさん使ってもらえるようになり、最終的には Google の利益になるだろうと考えているようですね。
実は Google 自体は Chrome のブラウザシェアとかには、あんまり興味が無いのかなと思います。もちろん、結果として、シェアをとれればうれしいのでしょうけど、本当の狙いは、web ページの高速表示というユーザ・エクスペリエンスを提供することで、ブラウザ開発競争に一石を投じたかったのかなと思います。
Google が web の高速表示というユーザ・エクスペリエンスを提供したことで、今後のブラウザ開発競争は、いかに高速なブラウザを開発するかということになっていくのかなと思います。
そして、各企業やオープンソースのコミュニティが必死になって、高速なブラウザを開発すればする程、web の利用頻度は増加し、web で提供される様々なサービスの利用者は増えていくのだろうと思います。
そうすれば、結局の所、Chrome が普及しなかったとしても、ネットのあちら側を牛耳っている Google 本体の収入は増大するんだろうなと思うわけです。
Chrome の提供は、そういう意味で、必ず Google が儲かるビジネスモデルなのかもしれないなぁなんて思った次第です。
まぁ、そう考えると、今後マイクロソフトが Google に負けじと IE を高速化してきたとしても、最終的には Google の利益になってしまいそうですね。マイクロソフトカワイソス。。。
