SIMロックが解除された場合に考えられること

携帯各キャリアにSIMロックの解除を総務省が要請しているらしいです。一部反対意見等も出ているみたいですが、大筋解除の方向に行くみたいです。

ということで、SIMロックが解除されたらどうなるかをちょっと考えてみました。

キャリア

土管屋としての性能だけが評価されるようになる。電波の状況やカバーエリア、通信速度等。
囲い込みとして今まで構築した独自のネットワークやサービス(例えばiモード)は、それが本当に価値がある場合のみ評価される。なければ、ただの足枷にしかならなくなる。
決済機能についてはうまくすれば儲けの対象になるかも。理由はユーザとの直接決済手段があるのはキャリアだけだから。
いわゆるインターネットにおけるプロバイダの立場になると思う。

メーカー

キャリア仕様で作っていた端末から、自由に端末を作ることができるようになる。いらないと思った機能は実装しなくてもよくなる。
キャリア側に縛れれないということはappleのiPhont+iTunesのように端末+webサービスを組み合わせた展開を行うことも可能かも。
単機能に特化した個性的な端末とかも好きに作れる。
ただし、自由にできる分どんなものを作っていいのか分からないということもありえる。
国内向けの端末と海外向けの端末を分ける必要が無くなる。開発リソースを絞ることができるので、開発にかかるコストは減る。しかし、作った端末が世界中の端末と競争することになるので、いい端末を作れないメーカーは撤退に追い込まれるかも。というか、日本のメーカーに世界市場で戦える端末が作れそうには見えないので、ほとんどが撤退かな。
いわゆる携帯は普通のパソコンと同じような位置づけになるかも。パソコンは安い海外メーカーに押されて、国内メーカーでそれなりにやってるのは数社しかいないけど、同じような状況になりそう。

ユーザー

端末やキャリアの組み合わせによって、様々な端末が出てくるため、きちんと理解しないと使いこなすのは難しい。
分からないことがあってもキャリアに問い合わせるだけでは解決しない場合が多々出てくる。
きちんと情報を取捨選択できる人にとっては使いやすくなるが、与えられたモノを最低限しか使いこなせないような人(今風に言うと情弱?)にとっては、使いずらくなるかも。
自由競争が行われれば、最終的にはよりよい端末をよりよい回線経由で使うことができる。はず。

その他

webサービスを開発している企業は、意味不明なキャリアの公式サイトにならずに、通常のインターネットと同じ環境でサービスが展開を行うようになるかも。どのみちキャリアの作った独自のネットワークは廃れるでしょう。

まとめ

なんだかんだ言っても、最終的にはユーザの利便性は向上するんだろうなと思います。余計な規制や囲い込みは全て取っ払って、キャリア・メーカーとも、ぜひぜひ、熾烈な競争原理が働くようになればいいなと思います。市場の失敗にならない限り、すべて自由が一番だよなぁと思いますね。

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