ここ最近連続ドラマのネット配信が充実してきている件

一昔前までは、連続ドラマはネットで配信していないことが多かったです。例えば、今、「あしたの、喜多善男っていうドラマが面白かったので、また見たい!」と思っても、すぐには見ることができません。一応、DVD化はされていますが、ネット配信はされていないし、平均視聴率7.2%(面白かったんですけどねぇ)のマイナーなドラマだったので、レンタルビデオ店にも置いていないことが多いです。

古いドラマは、権利関係が複雑で、そのままネット配信することができない。という問題はありますが、テレビ局側に、そもそも連続ドラマは1回きりの放送で、リアルタイムで見るのが当たり前。みたいな古い考えがあったような気がします。テレビ局側は、ネットで配信すると、配信した動画がコピーされ、無料で流通してしまうというリスクを恐れていたようですが、そもそも、現状でもテレビ放送自体のCRPMが回避されてしまって海外の動画サイトに違法にアップされているような状況なので、ネット配信をやってもやらなくても、結局同じかなと思います。

そういった状況もあってか、テレビ局のネット配信の様子が去年あたりから変わってきています。ここに来て、各テレビ局とも積極的に連続ドラマを有料で配信するようになってきています。これは、ネットの普及に伴って、最近のドラマでは権利関係を事前にきちんと契約できているというのもあるのですが、公式に動画を配信することにより、海外の動画サイトに違法にアップされることを防ぐという理由もあるようです。違法にアップロードされて損をするよりは、例え利益は少なくても自社のサイトで有料で配信した方が得だろうという分けです。

また、民法各局では、NHKの動きに後押しされているという点が大きそうです。

NHKでは2015年の春ぐらいからテレビ放送と同時にネット配信を行うことを計画していて、今の所、受信料さえ払っていればネット配信は無料で見れるという計画らしいです。番組放送中にネット経由で番組を巻き戻して再生できるタイムシフト再生も計画には入っているとかで、結構意欲的な計画となっています。あまりに意欲的な計画だったため、驚いた民放各局は、なんとか対抗策をということで、必死でネット配信に力を入れ始めたという分けです。

特に今年に入ってからは、見逃し配信と称して、一定期間は無料で放送中のドラマを見れるようにする動きが出てきています。NHKがネットで無料配信(厳密には受信料はかかりますが)するかどうかは完全に確定している分けではないようですが、こういった動きはNHKの無料配信に対抗する動きといえるでしょう。

自分としては、見逃し配信は、すごくいいアイディアだと思っています。連続ドラマの場合、1回でも見逃してしまうと、話の繋がりが分からなくなってしまうことが多く、見逃した段階で視聴をやめてしまう視聴者が多いです。見逃し配信という形で、無料で見逃した回のドラマを提供すれば視聴者を繋ぎとめることができ、テレビ局にとっては視聴率向上に繋がるでしょう。また、視聴者側も見逃してしまったドラマが好きな時に無料で視聴できるので、両者ともまさにwin-winな関係となるのではないでしょうか。

最近になってHuluなんかも存在感を増していますし、Netflixが2015年秋に日本参入するとの話も決まったらしいので、ますますネットの動画配信環境は競争が激しくなってくると思われます。クール毎に結構な数のドラマが製作されていて膨大な映像資産があるわけですから、各テレビ局としては、連続ドラマというコンテンツを死蔵しないで活用するいいチャンスと捉えてほしいなぁと思います。

映画なんかだと、オンデマンドで視聴する環境が整っていますが、連続ドラマも映画並みにオンデマンド環境を整えてもらえればなぁと思います。ワンクリックですぐ再生ができたら一番いいなぁと思います。そういう環境が整った時に、過去の名作ドラマをすぐに探せるような仕組みを、ちゃんねるレビューにもどんどん増やして行きたいなぁと思う次第です。

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